2016年1月12日火曜日

TPPでパブリックドメイン入りが伸びる。なるほどねぇ。

先日紹介した「江戸川乱歩の作品がパブリックドメインに。没後50年たって、著作権が切れたんですね。2016年にパブリックドメイン入りした著作者。」を書くきっかけになった、アンネの日記の著作権が切れたからパブドメ入り決定!という人と、いやいや、まだまだっ!という人の争いの記事を見ていて、70年という数字が目に入る。



そうかそうか。ヨーロッパでは70年なんだね。あー、なるほど。国によって違うんだ。基準が。

世界各国の著作権保護期間の一覧(Wikipediaより)

で、国によって違うということは、、、TPP?と思って調べたら。こちらも、へぇ〜!
って、世の中に取り残されているな、、俺。

超ざっくり! TPP著作権問題の現在地点
「著作権70年」に延長。TPPがカルチャーシーンに与える影響とは
著作権保護期間が70年になることによる影響について


上の4つを見ていたら、いろいろ面白いことが見えたけど、取り急ぎ自分たち日本人に関係するのは、著作権保護期間が現在の50年から70年に延びるってことなんだねー。ということで、今年成立したら、来年にパブリックドメインになる予定だった作品が20年後まで持ち越しになるってことか。

まぁ、そもそも、著作権という「権利」だからね。「利」益が絡んでいる話。
誰が得するの?って話なので、それぞれが自分の得するほうを主張するでしょう。

ただで読めるようになって、嬉しい人。
それを利活用できるようになって嬉しい人。
VS
自分たちの貴重な収入源を確保できて嬉しい人。

そのための論陣。なるほどです。