監督・脚本: クリストファー・ノーラン
製作: エマ・トーマス、クリストファー・ノーラン
製作総指揮: クリス・ブリガム
撮影: ウォーリー・フィスター
美術: ガイ・ヘンドリックス・ディアス
編集: リー・スミス
音楽: ハンス・ジマー
製作国: 2010年アメリカ映画
上映時間: 148分
配給: ワーナー・ブラザース映画
オフィシャルサイト
以下の2点にひかれて見てきました。
1.ラストサムライから「ほぉ、このシャベリがいい!」とファンになった渡辺謙さんの新作ということ
2.夢の中に潜入する!?ほぉ、なんと興味深い。
先日名古屋に出張中、レンタカーで回っていたらラジオから渡辺謙さんのインタビューが。
「ハリウッドスターになって、なんか変わったことあります?」「ないです」
「なんか目標ってあります?」「特にないです」
「この人と共演してみたいと思う人はいます?」「別にいません」
(※実際はもっと話してましたけど、要約するとこんな感じです)
こんなところも好き。
ハリウッドスターの仲間入りを果たしたのに、DOCOMOのCMに出て、
「私、渡辺謙ではございません」なんつって、ぶるぶる
閑話休題
映画としては★★★☆☆。
テーマ設定は非常に良いと思うのですけれど、2時間という時間にまとめるため粗雑な感じが目立つ映画でした。夢に入るこむシステムの開発、利権、ディカプリオの背景、最終目的を大きくしてそれを追っていくみたいな、、、そんなドラマものにしてもいいくらいの面白い設定だとは思うのですがね。。。
あと、僕みたいな単純な男は、これを「おもしろい!」と単純に見るんでしょうけれども、目の肥えてらっしゃる方からすると「夢に入るって、、、なんか、それどっかで聞いたことあるような…あ、、、マトリックスとなにが違うの?ぱくり?ぱくりでしょ?」とこの映画を骨抜きいしてしまう可能性もあるやもしれません。
あと、ディカプリオと渡辺謙以外のサブキャラの区別がつきにくくて(汗)。肌が白うて堀が深ぉて細身で黒髪で…。
文句ばかりを言っているのではありません。面白かったので、もっとこうすればいいのに!っていう違憲です。
前半は仕組みのお話し、後半は実際に夢に入り込んで目的を達成するという構成。
まぁまぁ、たのしめました!
夢の中で夢を見ることができて、その夢の中でさらに夢をみることができるそうです。問題は、どこまでが夢か現実か、、、ということ。最後に目的を達成してもそれも夢かもしれないわけですよね。